2010年3月1日月曜日

20+1 CIT Design Portfolio 無事終了しました!

昨日28日、無事20+1 CIT Design Portfolio が終了しました。

会期中は、大学の先生、学生、一般の方など、
沢山の人たちに来場していただきました!

また、この企画に関心を持ち、久方ぶりに学外展に足を運んできた
OB・OGの方も多かったようです。

来場した多くの方からは、
「いろんな分野で活躍しているんだね~」
「デザインってバックルもやっているんだ。」など
デザインの関わる分野が幅広いことを再認識する学生や、
仕事のクウォリティの高さに感動している
同業者とみられるデザイナーさんなどなど。

いろいろな方が熱心に作品に見入っていました。

卒業生の作品を通して千葉工大デザイン科学科の新しい
(以外な?)一面が見れたという言葉を沢山いただきました。

また、企画した私たちボードメンバーもそうですが、
母校の卒業生や友人のデザインの考え方やアプローチに
刺激を受けた方も多かったかと思います。

多くの卒業生は卒業後、母校を振り返ることなく
それぞれの組織でデザインの道を歩み続けています。

大学は、デザインを通して社会に何ができるのか
という最初の疑問を思い出させてくれる
デザインマインドの出発点かもしれません。

20+1の展示会が、人と大学と社会の関係を
考えるきっかけになり、今後もOB・OGの活動を
社会にプレゼンテーションする機会が生まれることを期待します。

今回の20+1は、有志のボードメンバーとして
鶴田さん、畑さん、日野原さん、増田さん、八木原さん、
そして松崎先生らとともに企画設計を進めました。

これがまるで昨日まで会っていたかのような、
15年と言う歳月を軽く超えた、実に楽しいコラボレーションでした。

みんな、本業が忙しい中、最後までクウォリティを追求し、
企画を形にしてくれてホントにご苦労様でした。
また、出展したOB・OGの皆様、素晴らしい仕事を
提供していただき有難うございました。

そして、展示の機会を設けていただいた千葉工大
デザイン科学科そして内田洋行さんに感謝いたします。

展示は終わりましたが、20+1の次の活動は
限りなくオープンな状態です。

今回の活動は多くの卒業生の方に関心を持って頂いたので、
また時機を見て、今後の活動展開に向けて、
皆さんと自由な意見交換や対話の機会を
作れればと思ったりしています。

2010年2月27日土曜日

20+1展示用モーショングラフィックスはこうなった






展示2日目の今日は、会場で現在流している
Studio Jour Champs が20+1 CIT Design Portfolio 展示のために
作った動画を公開します。

20+1をキーワードに、沢山の
細かい仕掛けと表現のバリエーションがあり
20年の変遷を躍動感あるアニメーションで表現していただきました。
展示会のクウォリティもあがり、よい仕上がりです。
モーションをデザインしてくれた日野原ホントにサンクス!です。



2010年2月26日金曜日

20+1セットアップ

今日は活動報告展の搬入セットアップの日。
春の兆しを感じる暖かさで、気持ちのよい
お昼の12時からボードメンバー全員が
集合してセットアップ開始。

カッティングシートのセットアップに
光青工業さんも来てくれました。


今日初めて、20作品すべてが、会場に集結。
展示プラン通りいくかどうか。。
もう、ぶっつけ本番です。


みんな、経験による技と勘で、とても適当な会話なんだけど
バチッと、正確な位置決めを行ってゆき、
着々と、会場のインスタレーションが構築されていきました。

数字の変化が20年の変遷のリズムを醸しだし、作品も
バリエーション豊富! 
陳列していてどんな展示になっていくのかワクワクします。


内田洋行さんには、沢山わがままを聞いていただき、
フットワーク軽く対応していただきました。ありがとうございます






とても楽しい空間になりました。
なんかお洒落なセレクトショップのようですね。
明日(26日)は18:00からオープニングパーティです。

2010年2月23日火曜日

いよいよ2月26日OB・OG展開催

2月6日から出張に出ていたので
しばらく更新が滞っていましたが、
そんな中でも、ボードメンバーによって
着々と展示のデザインやコミュニケーションツールの
開発が進んでいました。さすが!

そして大学の方も、活動報告展のサイトをアップしました!


また、こういう時に限って、なぜか
みんなそれぞれ本業が忙しくなったりするのですが、

出展者と掲載内容に関する校正も済み、
何とか入稿に間に合いました。
この企画展示がやっと、形になるところまで来ましたね。



今回作品出展をする20人のOB・OGのみなさん。
はじめはどうなるかと思いましたが、ホント
皆様のご協力あっての展示会です。

これは、展示会当日に配布予定のリーフレットです。
モノトーンを基調にしたことで、作品の写真が際立っていますね。

リーフレットにはモザイクがかかっています、
出展者は未だベールに包まれたままということで、
会場でじかに、デザイナーと作品に
お会いいただければと思います。

参加いただいた20人の出展者については、
時間がない中で、しかも初めての企画でありましたので、
小さな規模から声がけしてできる範囲で
構成しています。

そんな制限がありましたが
グラフィックからプロダクトそして空間・建築までと
様々な分野で活躍する卒業生の現在の仕事を
垣間見ることができます。

この機会に、卒業生の皆様で集まり、
デザイン学科のDNAを確かめつつ
互いの近況を知り、卒業生の皆様の近況(作品)を発表する
定期的な場として、今後も継続していければ幸いです。

会場の構成は、ざっくりとこんな感じです。


オープニングパーティは、 2月26日(金)の18:00~20:00に
会場(CANVAS)の2階で行われます。

会場構成は、
1F : 受付と"20+1"の展示
2F : 学生作品展示・教員作品(オープニングパーティー会場)
3F : 基調講演 活動発表
となっています。

親しい同級生やご友人、会社の同僚などと、
古巣に戻る感じで気軽に来てください。

2010年2月3日水曜日

20人の出展者が決定しました!




















お蔭様で、20+1の展示会も何とか形になりそうです。
企画の趣旨に賛同いただき、快く作品を展示してくれる
20人のOB・OGの皆様に感謝です。

集まった卒業生が活躍する分野は、アパレル、プロダクト、
インターフェースそして建築までと、展示会として
奥行きをもった構成となりました。
いい感じだと思います。

現在展示は、1~20番まで出展作品の番号
カットした数字を効果的に用いて、会場を設計しています。

カッティングシートだと、床や壁、そして天井など、
展示物の置く場所や大きさに左右されることなく
自由に貼ることのできる利点があります。

「本物に触れる」あり、「映像に見入る」あり、
「パネルでじっくり読む」ありで
変化に富んだ展示設計となっていますね。

2010年1月26日火曜日

20+1モーショングラフィックス

昨日、CANVASで展示の打ち合わせをしてきました。

今回は、先生方とともに、各階の使い方を改めて確認しました。
一階の空間は、真ん中の杉の机とか固定されているかと思いきや
フレキシブルに動かせるそう。
カウンターも取り外せるし、モニターがついている
パーティションにはパネルも貼れるそうだ。

さすが、内田洋行さん。オフィス空間を専門に
デザインしているだけあって、
いろいろな用途に対応できるよう家具が配置されています。

OBの作品もいろいろな分野から出ているから、
フレキシブルな空間であれば
展示もフレキシブルに対応できそうです。

そして、この日の目的は、日野原が作った「20+1」の
モーショングラフィックスの互換性と解像度の確認をすること。



内田洋行さんのスタッフにデータを渡して、
2階の連動パノラマスクリーン
にオリジナルのモーションを写しました。

このモーション、市松模様でモニタ解像度を確認する
テストバージョンだったけど、けっこう皆に好評でした。

2010年1月24日日曜日

「あ、いったな」的デザイン




1月21日にデザインヤードの広尾オフィスで、
展示会のコミュニケーションツールについて
話し合うMTGを行った。

今、各々が分担で展示会場のデザインを
少しずつ進めているのだけれど、
会場入り口にあるテラスをデザインしてきたツルのアイデアを
紹介します。

入り口手前に、奥行き5メートルくらいあるテラスがあるのだが
そこにカッティングシートで、展示会の導入部を作ろうという話。
1から円形に並べて数字を構成しようかと模索していたツルは、
数字が20まで来たとき、「あ、いったな」と思ったそうだ。

「20」が「1」と繋がった時、デザイン科学科のこれまでとこれからを
つなぐ展示会のコンセプトを視覚化できた。とツルは言う。

デザイナーには創作過程でよくこういうのがある。
構成している要素を、並び返したりしていると、これまで見えていなかった
新しい表現がフワッと目の前に現れる瞬間が。
つまり「あ、いったな」と感じる瞬間がある。

このデザインは、数字による繋がりの輪が
「OBと学生のコミュニケーションの輪」という展示会のタイトル・メッセージと
一致しているナイスなデザインです。

現状は会場と要相談だけど、ぜひ使いたいと思っています。

by ken-soup

2010年1月8日金曜日

展示デザインMTG

みんなから出たロゴ案を持っていろんな方に見てもらい、
沢山の意見をいただきました。

そのなかで、読みやすく、
”+1” 以降も増えていく予感のするこのロゴがいいんじゃない?
という意見が多かったのがこの下のロゴ↓



今年度で、21年の歴史を持つデザイン科学科。
展示タイトルの「20+1」とは、
デザイン科学科の20年の歩みを「20」に。
学科の現在とこれからの展望を「1」として、
20人のOB・OGの代表作品と、学部生の研究発表で、
学科の「これまでの歩み」と「これから」を紹介します。
それに加え、OB・OG・学生合同展示会第一回目
というメッセージも込めています。

さて、展示のアイデンティティの方向性も決まったので、
昨日、ケンボウとボスと僕の3人で展示デザインのMTGを昨日しました。

展示デザインというよりも、20+1と言う展示をどんな風に体験してもらいたいか
そのインスタレーションの方法を話し合いました。

なにが難しいって言うと、まだ出展するモノがわからないこと。
置く物が見えないから展示をイメージしづらい。

出展物の種類や大きさに左右されず、フレキシブルに対応できる
展示方法がいいんじゃない?っていうテーマで
話し合いを進めました。


あーだこーだ、スケッチしちゃ、うーんと繰り返して。
ばらばらの業種の展示物を、どうやって20+1という
テーマつなげるか。。

なんだ?と好奇心を持ってもらえるような
展示の方法が少しづつ見えてきました!

展示方法のレポートは近日中にアップします。

by ken-soup