2010年1月26日火曜日

20+1モーショングラフィックス

昨日、CANVASで展示の打ち合わせをしてきました。

今回は、先生方とともに、各階の使い方を改めて確認しました。
一階の空間は、真ん中の杉の机とか固定されているかと思いきや
フレキシブルに動かせるそう。
カウンターも取り外せるし、モニターがついている
パーティションにはパネルも貼れるそうだ。

さすが、内田洋行さん。オフィス空間を専門に
デザインしているだけあって、
いろいろな用途に対応できるよう家具が配置されています。

OBの作品もいろいろな分野から出ているから、
フレキシブルな空間であれば
展示もフレキシブルに対応できそうです。

そして、この日の目的は、日野原が作った「20+1」の
モーショングラフィックスの互換性と解像度の確認をすること。



内田洋行さんのスタッフにデータを渡して、
2階の連動パノラマスクリーン
にオリジナルのモーションを写しました。

このモーション、市松模様でモニタ解像度を確認する
テストバージョンだったけど、けっこう皆に好評でした。

2010年1月24日日曜日

「あ、いったな」的デザイン




1月21日にデザインヤードの広尾オフィスで、
展示会のコミュニケーションツールについて
話し合うMTGを行った。

今、各々が分担で展示会場のデザインを
少しずつ進めているのだけれど、
会場入り口にあるテラスをデザインしてきたツルのアイデアを
紹介します。

入り口手前に、奥行き5メートルくらいあるテラスがあるのだが
そこにカッティングシートで、展示会の導入部を作ろうという話。
1から円形に並べて数字を構成しようかと模索していたツルは、
数字が20まで来たとき、「あ、いったな」と思ったそうだ。

「20」が「1」と繋がった時、デザイン科学科のこれまでとこれからを
つなぐ展示会のコンセプトを視覚化できた。とツルは言う。

デザイナーには創作過程でよくこういうのがある。
構成している要素を、並び返したりしていると、これまで見えていなかった
新しい表現がフワッと目の前に現れる瞬間が。
つまり「あ、いったな」と感じる瞬間がある。

このデザインは、数字による繋がりの輪が
「OBと学生のコミュニケーションの輪」という展示会のタイトル・メッセージと
一致しているナイスなデザインです。

現状は会場と要相談だけど、ぜひ使いたいと思っています。

by ken-soup

2010年1月8日金曜日

展示デザインMTG

みんなから出たロゴ案を持っていろんな方に見てもらい、
沢山の意見をいただきました。

そのなかで、読みやすく、
”+1” 以降も増えていく予感のするこのロゴがいいんじゃない?
という意見が多かったのがこの下のロゴ↓



今年度で、21年の歴史を持つデザイン科学科。
展示タイトルの「20+1」とは、
デザイン科学科の20年の歩みを「20」に。
学科の現在とこれからの展望を「1」として、
20人のOB・OGの代表作品と、学部生の研究発表で、
学科の「これまでの歩み」と「これから」を紹介します。
それに加え、OB・OG・学生合同展示会第一回目
というメッセージも込めています。

さて、展示のアイデンティティの方向性も決まったので、
昨日、ケンボウとボスと僕の3人で展示デザインのMTGを昨日しました。

展示デザインというよりも、20+1と言う展示をどんな風に体験してもらいたいか
そのインスタレーションの方法を話し合いました。

なにが難しいって言うと、まだ出展するモノがわからないこと。
置く物が見えないから展示をイメージしづらい。

出展物の種類や大きさに左右されず、フレキシブルに対応できる
展示方法がいいんじゃない?っていうテーマで
話し合いを進めました。


あーだこーだ、スケッチしちゃ、うーんと繰り返して。
ばらばらの業種の展示物を、どうやって20+1という
テーマつなげるか。。

なんだ?と好奇心を持ってもらえるような
展示の方法が少しづつ見えてきました!

展示方法のレポートは近日中にアップします。

by ken-soup